【Vol.9】もし35℃以上のところで使うと、どんなことが起きるの?

こんにちは。
インプレッション株式会社 専務の谷野(やの)です。
宮城県出身で、東北の日本酒と嫁が大好きです。目標はゴルフで100をきることです。毎朝、テレビで「今日のわんこ」を見てから出勤しています。
今回も私が皆さまのギモンにお答えいたします。
熱への耐久性
前回のイアス塾では「-40℃の所でもイアスは使えるの?」というご質問にお答えしました。
今回は「もし35℃以上のところで使った場合、どんなことが起こるか」という質問にお答えいたします。
<イアスの環境条件>
夏場、エアコンを使わない部屋で、直射日光のあたるところでイアスを使用した場合、使用環境条件が35℃以上になる事は確かにあり得ます。そのような環境で長時間使用される方はいらっしゃらないと思いますが、お調べいたしました。
以下の温度になるとイアスに異常が起こる可能性があります。
「熱劣化」というそうです。
「+80℃」
すぐに異常は起きませんが長期間連続して80℃で使用した場合、最初に電界コンデンサという部品の寿命が短くなります。イアスの電界コンデンサは1日8時間使用で36年の寿命ですが、ずっと80℃の環境だと寿命は27年程度になってしまう可能性が高くなります。
「+100℃」
この温度が長期間続きますと、外郭の成形が軟化するそうです。イアスが柔らかくなるそうです。
「+120℃」
内部の基盤やほとんどの部品が劣化します。また温度ヒューズが動作するので、電源が切れてしまいます。
結論「イアスはとても強い」と思っていただければと思います。
「80℃」といいますと、そんなことないと思われると思いますが、実はイアスの内部では普通に使っているだけで80℃になる部品があります。
この部品を放熱設計という設計方法により50℃まで下げて、さらにこの部品には他の部品が近づかないような部品配置になっています。
JISの規格として、使用環境温度は5℃~35℃(20℃±15℃)と明示しなさいという決まりがあるので、35℃までとなっておりますが、イアスはとても丈夫に作っている安全性の高い医療器だということは、ぜひ知ってくださいね。

